オリジナルデロリアン


ここでは作中で使用された通称オリジナルデロリアンについて個人的に調べた情報を掲載します。(間違っている可能性もあるので参考程度にご覧ください。3部作を撮影するのに使用されたデロリアンは7台+1台とされています。PART1撮影時に使用された「A Car」「B Car」「C Car」は約1450万円で用意されたと言われています。各デロリアンについては下記に記載していきます。

各車体情報
車体名
特徴
A Car
一番作り込まれているデロリアン。
B Car
主にスタント用として使われた車体で、内装は作り込まれていない。
C Car
車内での撮影用のデロリアンで 、車体が半分にカットされている。
グラスファイバーデロリアン
グラスファイバーで作った軽量タイプの車体。
オフロードデロリアン
PART3仕様のデロリアン。
スタント・オフロードデロリアン
PART3仕様で、 主に砂漠のシーン等で使用。
スタント・トレインデロリアン
PART3で線路を走るシーン(ウィリーシーン)等で使用。
1/5デロリアン
1/5サイズで作られたデロリアン。

A Car

"作中画像"

"アニメシリーズ画像"
左:シーズン1・7話 右:シーズン1・9話

PART1撮影後の1986年~1988年までの間USHで展示されており、PART3撮影終了後にもUSHのBTTFTR前に展示された時期もあったとされている。またアニメシリーズに登場するなど、いくつかの資料としても使用されてきました。しかしその後バックロットの野外で手入れもされず置かれていた為車体の損傷が激しくなり、さらに誰でも触れるような環境だった為に記念にパーツを持ち去られたとも言われています。1990年代後半にわずかな修復がされたが排気口を元々と違う黒色に塗り直すなどとあまりいい修復ではなかったようだ。そのような中で2011年にナイキがエア・マグを販売したことを記念したイベントをユニバーサルが行った。その際に使用されたこの車体をみたボブ・ゲイルがショックを受け、リストアする計画が立てられ「TIME MACHINE RESTORATION TEAM」が2012年に発足された。このチームのメンバーは熱狂的な本作のファンに任され、2013年2月4日月曜日に修復が終わった。修復後の車体はUSHの博物館「NBC Universal Experience」に展示されていましたが、2016年4月22日よりピーターソン自動車博物館に展示されており、同年4月20日にボブ・ゲイル等を招いて記念式典も行われた。

B Car

"作中画像"

このB Car はスタントマン用の車体で細部がA Car ほど完璧ではない。PART3のラストに列車に引かれて破壊されましたが、残ったパーツで車体を組み直されハワイのプラネット・ハリウッド・ホノルルの天井に吊るされて展示されていました。しかし同店舗が2010年4月18日に閉店したことにより、C Car のその後の行方は未確認。

C Car

"作中画像"

合成用の車。カメラを搭載するために車体を半分にカットしてある。車内のショットではC Car が使われている。撮影終了後は長らくの間ユニバーサルスタジオにて放置されて悪化していた。2000年前後にUSJのデロリアン制作の為に、「トム・タルモン・スタジオ」によってこの車体の多くの部品を使って制作されたとされている。

グラスファイバーデロリアン

"作中画像"

グラスファイバーで作られた車体の為軽量。主に離着陸の際に使用され、リフトやワイヤーで持ち上げて撮影していた。排気口が何故か小さく作られているのが特徴。撮影後はUSHの「Special Effects Stage」(アトラクション) に使用されていた。(一部作中使用時からデザインが改良されている模様)その後ユニバーサルスタジオの倉庫にしまわれていたが、後にHollywood Partsによって売りに出された。しかし売れなかった?為に、ユニバーサルスタジオによって破壊されたと報告されている.※破壊されたのが一部なのか全てなのかは現調査段階では不明。

オフロードデロリアン

"作中画像"

"アニメシリーズ・次元転移装置画像"
シーズン1・1話

PART3仕様のデロリアン。撮影終了後、日本で行われたイベント「ハリウッドSFX博物館」の為に国内に持ち込まれ、各会場で期間中展示された。この車体に付いてた次元転移装置はBTTFアニメシリーズの実写シーンにも使用された。その後USHのバックロットにて展示保管されていたが野外だった為に劣化していった。後にこのデロリアンは後部のパーツの大部分が取り除かれて、そこに不釣り合いな電飾などが取り付けられた姿となってピーターソン自動車博物館で展示されていたとされている。その後、この車体はユニバーサルによってリストアされて当時の姿を取り戻し、オークションで出品された。 現在所持しているのは熱狂的なBTTFファンとして本国でも有名な ビル・シェー(Bill Shea)。

スタント・オフロードデロリアン

"作中画像"

砂漠のシーンなどで使われたスタント用の車体。 撮影後はUSHの「Special Effects Stage」(アトラクション) に使用されていた。その後USHのバックロットに置かれていましたが、手入れもされていなかった為に車体A同様に状態は悪化していきました。その車体の後部吹き出し口?等の外の部品を使って「トム・タルモン・スタジオ」がUSJの展示用デロリアンを作成したとされている。

スタント・トレインデロリアン

"作中画像"

"BACK TO THE FUTURE THE RIDE画像"

PART3で線路を走るシーン(ウィリーシーン)等で使用。 撮影終了後USHで保管された後、BTTFTRでトム・ウィルソンが乗っていたデロリアンとしても使用され、フューチャーテクノロジー研究所でクラッシュしたデロリアンがこれだとされている。 この車体はその後USFにジュール・ベルヌ・トレインと一緒に展示されている。 USF展示されているこの車体に付いている MR.FUSIONは撮影当時とデザインが違うものが取り付けられているが、これは付いていたMR.FUSIONを損失した ことにより代わりとしてつけられたプロップである。

1/5デロリアン

"作中画像"

飛行シーンの為に作られた1/5サイズのデロリアン。PART1のラストシーンの為に作られ、その後の飛行シーンでも使われている。


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